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  • 執筆者の写真Tsubasa Yajima

海浜幕張の高齢者向け施設パークウェルステイト617室に4,700件の問い合わせ

三井不動産レジデンシャルは2024年8月29日、シニア向けレジデンスブランド「パークウェルステイト」の第4弾を一般公開しました。 新施設「パークウェルステイト幕張ベイパーク」(千葉市美浜区)は、同シリーズ最大規模で、総部屋数は617室です。 交通の便がよく、商業地に近いことから、アクティブシニアを中心に大きな関心を集めています。 
デベロッパー提供のエリアレンダリングをペイシャンスリアルティにより編集  

 

JR京葉線海浜幕張駅から徒歩18分の場所に位置する同施設は、幕張ベイパーク複合開発地区内にあり、敷地面積は約2万平方メートルです。 

  

建物は28階建て、一部鉄骨造の鉄筋コンクリート造で、中間階に免震構造を採用しています。 

 


デベロッパー提供のCGイメージをペイシャンスリアルティにより編集 

 

この開発には、4階建ての低層棟と1階建ての共用棟も含まれ、延床面積は約49,000平方メートルです。 

  

東京や近隣の商業施設への居住者の移動に対応するため、施設と駅の間をシャトルバスが1時間に1本程度運行されます。 

  

この開発の際立った特徴は、ブランド最大となる6,600平方メートルの広大な緑地です。 

  

施設には、屋上庭園、中庭、ダイニングテラスなど、居住者専用の10の庭園があり、2,400本以上の中型から大型の樹木が植えられています。 

  

外部スペースも一般に公開されます。 

  

共用棟には、ガーデンスパ、ピアノルーム、カラオケルーム、理髪店、ガーデンダイニング、ガーデンバーなど、さまざまな共有アメニティが用意されています。タワー棟には、スカイビューラウンジとスカイリビングルームがあります。 


デベロッパー提供のイメージをペイシャンスリアルティにより編集 

施設では、社会福祉法人と連携した介護サービスと、併設クリニックによる日常の健康管理を組み合わせて入居者をサポートしています。 

  

自立した入居者のための一般居室はタワーの2階から28階にあり、介護が必要な入居者のための居室は低層の別館にあります。 

  

一般居室は534室あり、床面積は42~71平方メートルで、1室あたり2人まで入居できます。 

  

介護居室は83室あり、床面積は22~23平方メートルで、1室あたり1人まで入居できます。 

  

居室、浴室、トイレには緊急呼び出しボタンが設置されています。 洗面所は車椅子でのアクセスが可能で、居室、トイレ、浴室は引き戸になっています。 

  

入口のカードキーシステムで入居者を確認し、12時間トイレを利用しない場合はスタッフが確認します。エレベーターホールで入居者の動きを監視するシステムもあります。 

  

入居費用は、75歳の入居者を基準に1LDK(53平方メートル)で5112万円、78歳では4430万円となっています。 


ガーデンスパCGイメージ:提供©️デベロッパー 

月々の支払いは28万4000円で、このうち共益費と基本食費は合計20万7300円となります。2022年11月に施設のウェブサイトを立ち上げて以来、この物件には4700件の問い合わせが寄せられています。 

  

2023年4月にモデルルームがオープンし、6月から申し込みが始まり、すでに185件の申し込みがありました。 


メインロビーCGイメージ:提供©️デベロッパー 

現在、入居希望者の65%が千葉県、23%が東京都内からとなっており、幕張ベイパークや幕張ベイタウンなど近隣地域からの入居者が多い傾向です。 

  

入居希望者の平均年齢は80.3歳で、男女比は4:6となっています。今後5年以内に満室稼働を目指しているとのことです。 

今後、パークウェルステイトブランドは、2024年10月に旗艦物件となるパークウェルステイト西麻布(東京都港区、400室)をオープンするほか、神奈川県初となるパークウェルステイト湘南藤沢SST(神奈川県藤沢市、566室)をオープンする予定で、これにより、同ブランドは6物件、2,591戸となります。 



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